小笠原

 

北海道赤平生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。10歳の時、テレビ「ヴァイオリンのおけいこ」に出演し江藤俊哉氏に出会う。朝日ジュニアオーケストラ、桐朋学園「子供のための音楽教室」や、同Dオーケストラで研鑽を積み、中学1年の時音楽家を志す。
 東京藝術大学付属高校を経て、同大学、同大学院修了。井上武雄、福元裕氏に師事。大学在学中より、数多くのリサイタルを開催する一方、室内楽奏者として演奏会に多数出演。NHKFM出演。イタリアのシエナ、アカデミアキジアーナのマスターコースにて、サルバト-レ・アッカルドに師事、ディプロマ・ディ・メリトを得る。同地および近郊で演奏活動を行う。

1979年より87年まで、神奈川フィルハーモニー管弦楽団に在籍し、コンサートマスターを務めた。1981年横浜弦楽四重奏団を結成、第1ヴァイオリンを務める。1991年に横浜バロック室内合奏団を結成し、コンサートマスター、プロデューサーとして横浜を中心に広く活動。同合奏団では、2006年に第18回「ヨコハマ遊大賞」、2009年に「横浜文化賞文化芸術奨励賞」を受賞した。
2014年~東京室内管弦楽団コンサートマスターとなり、2014年12月にはロシアにてトムスクフィルハーモニックオーケストラ、ノボシビルスク室内管弦楽団と共演した。2015年より協奏曲シリーズを開始、2015,16,17,18,19年と神奈川県立音楽堂にてベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの三大協奏曲を演奏(共演東京室内管弦楽団・横浜バロック室内合奏団)し好評を博す。2018年4月には東京文化会館にて東京室内管弦楽団にてモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番のソリストを務め、好評を博す。

2001年より毎夏イタリアのトスカーナ地方の音楽祭に出演、現在に至る。
2004年からは横浜みなとみらいホールにて毎年9月にバッハの無伴奏全6曲リサイタルを開催。
2019年9月に第16回目を迎えた。2016年には無伴奏6曲のライブ録音CDをリリースし、またフィレンツエの2016年サンフィレンツエ教会、2017,2018年オンニサンティ教会,2019年サンミケーレ教会にてバッハの無伴奏曲のリサイタルを行い好評を博す。
生活の中で身近に音楽に親しむ場を広げる事をライフワークとし、横浜バロック関内サロンでのサロンコンサート(2020年3月に640回目迎えた)や、横須賀の自宅でのホームコンサート(2019年現在197回開催)など息の長い活動を通して、音楽の普及に努める。また15年間に渡り、身体理論を廣戸聡一氏に師事、マスター級トレーナーとして4スタンス理論を広める。

現在の活動は、Facebook、アメブロにて更新中

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イタリアでの活動記録

2000年から現在、Murlo音楽祭に毎年出演し、2019年に19回目を迎えている。

他にSanta Colo、Castello di Tocchi、Montalcino、 San galgano Siena、Santa Colomba、Cole bal d’elsa など トスカーナ地方の音楽祭に多数出演。2016年から2019年までFirennzeの教会にてバッハ無伴奏を演奏。

ステージドレス


コンサート会場を彩るステージ衣装たちをご紹介します。

2010年9月バッハ無伴奏演奏会で着用
2011年7月完成、2000年にシエナで 買った生地
2007年バッハ無伴奏演奏会で着用
鳥居さんにプレゼントして頂いた生地
今は亡き叔母がプレゼントしてくれた生地
2004年バッハの無伴奏演奏会を始めた時に購入
インドシルクで作った鮮やかな グリーンのドレス
菅沼恵さんのメイク
15年ほど前に世田谷区のアンティ―ク ショップで見つけた、イギリスの金糸の ドレス
シエナで買ったローズピンクの生地で 作ったドレス
2004年にシエナで買った生地。 胸と裾の見事なスパンコールは ピエールカルダン
2010年にシエナで買った生地
ヘアメイクは菅沼恵さん
2017
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2010年9月バッハ無伴奏演奏会で着用
2011年7月完成、2000年にシエナで 買った生地
2007年バッハ無伴奏演奏会で着用
鳥居さんにプレゼントして頂いた生地
今は亡き叔母がプレゼントしてくれた生地
2004年バッハの無伴奏演奏会を始めた時に購入
インドシルクで作った鮮やかな グリーンのドレス
菅沼恵さんのメイク
15年ほど前に世田谷区のアンティ―ク ショップで見つけた、イギリスの金糸の ドレス
シエナで買ったローズピンクの生地で 作ったドレス
2004年にシエナで買った生地。 胸と裾の見事なスパンコールは ピエールカルダン
2010年にシエナで買った生地
ヘアメイクは菅沼恵さん
2017
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コンサートフォト


コンサート風景

4スタンス理論 廣戸先生との出会いについて


今はチェリストとして活躍する息子が芸大1年の夏休み明け、原因不明の手の痛みで、チェロが全く弾けなくなりました。

チェロのレッスンに行けば先生に、[さらっていないじゃないか!!」と怒られ、オーケストラの授業も室内楽の授業もまともに受けられず苦しい日々をまる2年間過ごしました。

音楽学校に行っていながら、楽器が全く弾けないのですから相当苦しかったはずですが「どうしてもチェロをやめたくない」と、回った医者が30余り。2年目に出会ったのが、廣戸先生でした。

道場で整体を受けながら先生が話して下さる体についてのお話が素晴らしく何よりも、道場から帰ってくるたびに彼の音が歴然と変わるのには驚きました。これは只者ではない、と直感し、毎回息子が教えていただいたことを私も実践する事で、私自身も随分救われました。長年の疑問が、解けて行くような時間でした。

それから何年かたって、私も直々に先生の門をたたかせていただき今日にいたっています。4スタンス理論ほ奥が深く、未だに驚きの連続です。もっともっと勉強して、多くの方々にこの素晴らしい理論をお伝えしたいと想っております。

ヴァイオリン奏法について 小笠原伸子

ヴァイオリン奏法の歴史は長く、私も色々な奏法を学びました。
長年試行錯誤して出会った廣戸聡一先生の4スタンス理論により人は体のタイプによって、全く違う動きをするものだ、と知り、今も日々奏法を改革しています。

奏法が原因で、手や体を壊している方も多いと思いますが何かお役に立てることがあれば、どうぞご相談下さい。