YOKOHAMA BAROCK KAMMERMUSIK ENSEMBLE since 1991

イタリアでのコンサート評

イタリアにて 

■コンサート開催地
・2003年 Murlo、Santa Colomba
・2004年 Murlo、Castello di Tocchi、 Siena、Provaglio d’Iseo
・2005年 Castello di Tocchi、  Montalcino、 San galgano
Siena、Mulro、Santa Colomba、Provaglio d’Iseo

■2005年プログラム
Mozart/ Violin Sonata K296, Beethoven/ Violin Sonata No.7 Op.30-2
Grieg/ Violin Sonata Op.45
Brahms, Franck, etc.
2003_21
シエナ近郊 サンタコロンバ(マンデル邸)


私たちはキジアナ音楽院にてBrengola先生とAccardo先生に学びました。

日本からシエナへ:伝えられる音楽への情熱

ノーベル賞経済学者Mundell氏宅でのコンサート:二ヶ国語での司会

MurloとSsnta・Colombaでのコンサート

SIENA-シエナと日本を結ぶ理想的な架け橋が音楽への情熱と共に実現した。

かつて二人の日本人音楽家がその才能を極めるために通った(Riccaldo Brengola教授とSalvatore Accardo教授に師事)キジアナ音楽院のある私たちの町・シエナに、日出ずる国、日本から再びこの二人が帰ってきた。

ヴァイオリニスト・小笠原伸子、ピアニスト・岡部由美子。

今回の滞在で彼らは、現在、アメリカ人ノーベル賞経済学者ロバート・マンデル氏(Robert Mundell)宅として使われているサンタ・コロンバのバルダッサーレ ペルッツィ(Baldassare Peruzzi)の由緒ある別荘と、そしてシエナ近郊にある中世の町、ムルロ(Murlo)の広場でコンサートを行った。

演奏されたモーツァルトとプロコフィエフ、ベートーベンの音楽に再び生命が吹き込まれ、その奏でに魅了された聴衆とその羨望のまなざしにコンサートの成功は印象づけられた。

ムルロでは、多くの聴衆が外国人であった為、二ヶ国語で司会を勤めたカテリーナ・ビゴリ(Caterina Bigoli)が、この二人の演奏家を紹介したあと、彼らはその洗練された技術と音楽的感性において聴衆を魅了した。

しかし何よりもそのカリスマ的な調べにおいて私たちは室内音楽の威厳ある美しさを堪能することができたといえる。

モーツァルトの“ト長調ソナタ”では率直、明快、雄弁に奏でられたソナタはより深く純粋な表現へと仕上げられ、ロシアの作曲家プロコフィエフの“ヘ短調ソナタ”は生命感にあふれ、彼らの調べによって作曲家の詩的感情が呼び覚まされたようだった。

そして今回のコンサートで注目すべきは、この二人の音楽家の初めての試みでもある“クロイツェルソナタ”と名づけられた“イ長調ソナタ”が演奏され、その大胆な妙技が披露された。

この二度にわたるコンサートでは、二人の音楽家の「より優れた音楽をこれからも提供していきたい」というあふれる情熱が存分に解放されたと思われる。

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